油絵の描き方はコチラ

油絵は賃貸でもアトリエにできるの?自宅でのやり方や注意点を解説!

 

こんにちは!
山で風景画を描いてます。アマネです。

油絵は賃貸でもできるのでしょうか?

「賃貸だから汚したら不安…」
「油絵の匂いがうつると嫌だな」

と思いますよね。

実は注意点だけ抑えておけばそんなに心配しなくても大丈夫なんです。

今回は油絵を賃貸で描く方法について解説していきますよ。

それでは早速みていきましょう!

こんな人におすすめ

  •  油絵を自宅でやりたい方
  • 賃貸をアトリエにしたい方

油絵は賃貸でもアトリエにできるの?

結論から言うと油絵は賃貸でも描けます。

汚れたところのお掃除と絵具の汚れ対策をしっかり行っていれば、どこでも油絵の制作ができます。

油絵具の特性上、乾燥するのが遅いのですぐに拭き取ってしまえばなんてことないんですね。

油絵具の乾燥は手につかなくなるまでは早くても3日ぐらいかかります。

一番乾燥が遅い絵具だと1週間ですね。

なので、こまめに拭いたり掃除していればそんなに問題ありません。

固まってしまった絵具はナイフで削りとり、除光液でピッと拭き取ればOKです。

 

部屋で油絵を描くのにおすすめの場所

基本的に油絵はどこの部屋でも描けますが、どこで描けばいいのか迷ってしまう方いますよね。

ここでは個人的におすすめな油絵を描く場所を紹介していきます。

①窓の近く

ワンルームだと、どうしてもベッドに臭いなどがついてしまうイメージがありますよね。

そこでおすすめなのが窓の近くで絵を描く方法です。

窓が近いと換気もできて風景も見れるので一石二鳥ですよね。

私は社員寮がワンルームなのでベッドを椅子代わりにしながらイーゼルを立てて絵を描いてます。

これで部屋が狭くても臭いがこもらずにサクサク油絵の制作ができるんですね。

②床

これは単純に新聞紙やレジャーシートなどを敷いて床で描きます。

絵具がこぼれる可能性があるため、床や家具を保護するための防護シートやプラスチックシートを使用しましょう。

立てかける壁があると描くのに便利ですよね。

床の埃が絵画についてしまう可能性があるのでクイックルワイパーかなんかでお掃除してから制作することをおすすめしますよ。

長時間座り続けると腰痛になるので、適度に休憩をとりながら進めていきましょう。

 

油絵を描く専用のアトリエを作るべきか?

アトリエはできたら分けた方がいいですが、全然気にしなくて大丈夫です。

私のようにワンルームなので生活空間をアトリエにしている方もいますよね。

仕事をしたり、ご飯をたべたりするのも同じ部屋です。

わざわざ無理に一部屋をアトリエにする必要もないと思いますよ。

人それぞれですね。

 

賃貸(アトリエ)を汚しやすい注意する場面

油絵を描くときに特に汚しやすい場面を紹介していきます。

①おつゆ描きをするとき

汚しやすいのがおつゆ描きをするときです。

おつゆ描きとはテレピンなどの揮発性油を薄くといて画面に塗ることです。

下塗りなどによく使われますよ。

このときにテレピンがポタポタと床に垂れやすくなってしまうんですね。

なので、おつゆ描きをするときは、必ず床に新聞紙などを敷いて対策しましょう。

②大きい絵を描くとき

大きければ大きいほど油絵を描くときは部屋を汚しやすいです。

壁に立てかけて制作しようものならすぐにべたっとくっ付きます。

私は実家のカーテンを汚しました。

新聞紙やごみ袋をマスキングテープでとりつけて対策しましょう。

イーゼルがあると汚れにくいのでいいですね。

③キャンバスの端っこを塗るとき

キャンバスの端っこを塗るときも注意しましょう。

勢いよく筆でサッと塗っていると絵具が飛び散ります。
塗るときは優しいタッチで塗ってあげるといいですね。

 

④スパッタリング技法を使うとき

 

スパッタリング技法とは絵の具を薄めてから筆につけて指などで弾くと絵の具が飛び散って画面に乗ります。

星空とかによく利用する技法ですね。

このスパッタリング技法を使うと周囲に飛び散るので使うときは注意が必要です。

あらかじめ新聞紙を敷いておきましょう。

⑤画溶液を移し替えるとき

テレピンなどの画溶液をとき皿や油壺に移し替えるときありますよね。

勢いあまって注いでしまうと床がべしゃべしゃになってしまいます。

注ぐときはゆっくり、そして近くに置かないようにしましょう。

雑巾を多めに用意しておくと安心ですね。

 

賃貸(アトリエ)を汚さないための工夫

アトリエを汚さないために、具体的にはどのようなことをすれば良いのでしょうか?

ここでは部屋を汚さないための工夫を紹介していきますよ!

①イーゼルを使う

イーゼルを使うとキャンバスをしっかり固定してくれるため周囲が汚れにくいです。

片手が空いてパレットがもてるので制作作業もはかどります。

ただ筆を強く擦ってしまうと、飛び散るときは飛び散るので床に新聞紙を敷いておくと安心ですね。

②新聞紙を敷く

何回も言いますが新聞紙を敷きましょう。

これが一番手っ取り早いです。

クリーナや道具のお掃除にも使えるのでたくさん持っておくといいですね。

③換気する

油絵を描くときは必ず換気をしましょう。

クリーナーやオイルの石油成分が部屋を充満します。

臭いで具合が悪くなってしまうこともあるので窓を十分に開けてから取り組んでくださいね。

④無臭のクリーナーを使う

おすすめなのが無臭のクリーナーやオイルを使うことです。

これで部屋に臭いがつくこともありませんね。

ただし石油成分は部屋に充満しているため換気は必須です。

 

これから油絵を始めたい!何が必要なのか

自宅でも油絵ができるのかお悩みの人は「これから油絵をはじめたい方ですよね!

そこで油絵に必要な道具をザっとまとめてみました。

油絵に必要な道具

  • 油絵具
  • 油彩筆
  • 筆洗油(筆洗液)
  • 筆洗器
  • ペインティングナイフ
  • 溶き油
  • パレット
  • 油壷
  • イーゼル
  • フィキサチーフ
  • 木炭
  • 練り消し

選び方や使い方などはこの記事にまとめてあるので是非、参考にしてみてください。

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は賃貸でも油絵ができるのかということでした。

皆さんも油絵の注意点を守りながら制作に取り組んでみてください。

それではまた!

油絵の制作動画はコチラ!

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