こんにちは!
山で風景画をかいてます。アマネです。
私は現在、栃木県と埼玉県を往復しながら田舎の風景を描いてます!
ここでは、私が今までどんな風に生きてきたかお話ししようと思います。
それでは早速見ていきましょう!
目次
絵をはじめたきっかけは…?
小さい頃はプリキュアとポケモンが大好きでごっこ遊びをしていました。
ある日プリキュアが好きな私は「プリキュアを描きたい!」と思ったんですね。
そこで買ってもらったのが「プリキュアのぬりえ」です。
さっそく家に帰って、ぬりえを横に置いて紙とペンを持ってじっくり観察します。
観た通りに頭を描いて首を描いて手を描いたらなんとなくそれっぽくなりました。
それを見た母が「あまねは絵が上手だねぇ。」と褒めてくれたことがとても嬉しかったんです。
これが絵を描くきっかけになったのかもしれませんね。
アニメが大好き!
中学の部活で美術部という名の「イラスト研究部」というのがあったんです。
小さい頃からプリキュアが好きでポケモンが好きな私はそこに入部したんですね。
そこで流行っていたのは「コピック」という漫画やイラストを描く専用の画材でした。
このコピックは革命的でアニメ映像のような絵を描くことができるんですね。
当時は3DSでYouTubeアニメを見ることにはまっていた私はもうドハマりしました。
アニメは受験勉強放置でずっと見ていたし、部活に行ったらそのキャラクターを模写していました。
観察力はここで磨かれたんじゃないでしょうか。
そのお陰で少し中二病になった年でもありましたね笑
油絵の具に出会う
本当は漫画研究部に入ろうとおもったのですが、なんとなく美術部に入ることにしました。
美術部では秋の高校美術展に向けて毎年作品を制作しています。
そこで先生が油絵を教えてくれるという流れで描くことになったんですね。
油絵って難しそうというイメージがありましたが教えてもらうと簡単でした。
絵具の水を油に置き換えるだけです。
最初は静物画を描いてみました。
画材の特性に慣れるまではあまりうまく描けませんでしたが、慣れてくると楽勝です。
油絵の具は乾燥が遅いから修正はすぐにできるし、上から新しい絵を何枚も描くことができます。
美術展では大きい絵を制作するので、手全体を使ってグラデーションするのが最高に楽しかったです。
全日本学生美術展で「佳作」を受賞
秋の高校美術展では受賞もなく、展示会の空気を楽しんで終わりましたが、学校側が全日本学生美術展にも出展してくれました。
審査結果を聞くとなんと「佳作」を受賞。
全然予想しない結果だったので、聞いたときはとても驚きましたね。
受賞しただけでもとても嬉しい思い出となりました。
進路に迷う
美術展で受賞したのをきっかけに私は「絵の仕事に就きたいなぁ」と思っていました。
「油絵を描いて生活できれば最高じゃん!」ぐらいに思っていたんですが、中々厳しかったんですね。
親に「美大に行きたい!」って言ったら「絵を描いて食べていけないでしょう。」って言われたんです。
「じゃあ、食べることが好きだから調理の学校!行きたい」って言ったら「お金がない!」って言われたんですね。
うちは母がパートでひとりで働いていてお金も余裕もなかったんですね。
「絵を描いて食べていけないでしょう。」という言葉を聞いて「じゃあ、就職してお金を稼いでから美大行くかぁ」という結論になりました。
とりあえず食べることは好きなので、食品関係の会社で働きたいなと思い、自分で地元のケーキ屋さんに面接に行ったり、学校斡旋の求人票をあさりましたね。
同級生が就職の面接練習を頑張っている中で、私だけが全然決まっていなかったのでかなり焦りました。
最終的には家から近めの総菜系の会社を選びましたよ。
就職後一か月で会社を辞めてしまう…。
なんと就職後、会社を一か月で辞めました。
最初の大阪の研修や館林のあちこち行く研修は楽しかったのですが、
「勤め先での勤務が楽しくない…。」
「朝は満員電車でつらい無理…。」
という理由で辞めてしまいました。
普通の人はよく働けるなぁとか思ってましたね。
もうひとつの理由としては、会社に9時間いて通勤は往復2時間で11時間経ってしまいますよね。
ふと「このまま時間が過ぎて絵を描く時間がなくなってしまうのではないか」と思ったんです。
石の上に三年と言いますが待っていられません。
幸い実家暮らしなのでフリーターになって絵を描く時間を作ろうと決めました。
アルバイトが続かない…!
退職したときに早速アルバイトを探しました…がどれも続きません。
1ヶ月で退職してしまったことに「やっぱり自分って社会不適合者なのかなぁ」と心の底では思っていたんでしょう。
アルバイトが見つかっても、自分から辞めてしまったり、あまり日数が入れなくて辞めてしまいます。
ほとんどニート生活で病んだ時期もありましたが、とりあえず画力だけは上げておこうと思いデッサンは毎日やりました。
癒しを求める
ある日、母と離婚した父が小さい頃から遊びに言っている川に連れていってくれたんです。
その時は会社を辞めて意気消沈していたのですが、久々に行った川は「なんか癒されていいなぁ」という感じがしました。
そういえば自然が好きだったなあと思い出したんですね。
これを機に「風景画を描きたい」と思うようになりました。
リゾートバイト
ある日、会社の大阪研修が楽しかったことを思い出したんですね。
地元だけで働くのではなくて、日本全国で色んな風景を見て回りながら働くのも楽しいんじゃないかと思ったんです。
そこでたどり着いたのが「リゾートバイト」。
コレだ!と思いすぐに応募しました。
住み込みなので通勤時間もなく、中抜け休憩で絵を描く時間も確保できるわけです。
ご飯も3食、光熱費も無料だったので経験もお金も何もない私にとっては好条件でした。
湯西川温泉
リゾートバイトで最初に向かったのが、栃木県の湯西川温泉というところです。
山奥の温泉観光地だったので、車が若葉マークの私は、Uターンして帰ろうかと思いました。
最初は初めての住み込みバイトで何度も辞めようかと思いましたが、「ここで辞めても何も変わらない」と思い、なんとか踏ん張ることができました。
幸いバイト仲間もでき、余裕が出てくると楽しく周りを散策できるようになりました。
色々なところへ行く
湯西川温泉を経験した私は楽しくなって、その後は福井県に行ったり、湯西川温泉に戻ったり、草津に行ったり、高知県に行ったりしました。
その先で出会う人達も面白くて、中には違う場所で再開した人もいますし、今でも遊びに誘ってくれる友人もできました。
人見知りなのでこうして繋がってくれるのってとてもありがたいです。
シャッターアート
母の知り合いから「クレープ屋さんをオープンするので、シャッターアートを描いて欲しい」ということでした。
「あまねちゃん、昔から絵が上手だったじゃん。」ということで母に電話をくれました。
とても楽しみだなと思うと同時にはじめてのシャッターアートだったので「うまく描けるだろうか」という心配もありましたが、いざやってみると全然大丈夫で筆がスラスラ進みます。
新しいインスピレーションを得たのか、お店をイメージした絵画を2枚仕上げ、飾ることもできました。
この絵を常連さんが観ていてくれて、「海の絵を描いて欲しい。」という依頼が入ったんです。
はじめての依頼に超嬉しくて死にそうでした。
絵のモチーフを湯西川温泉にする
アルバイトで通っていくうちに、自然豊かでゆっくり時間の流れる湯西川温泉が大好きになっていました。
もう繫忙期にアルバイトにいくのが恒例です。
春夏秋冬は攻略済みですね。
夏に1ヶ月ぐらい橋の絵を描いていたんですが、その絵を見せたらなんと職場の人が購入してくれたんです。
「早く画伯になって、この絵を1000万にしてね。」
この言葉が涙が出るぐらい嬉しかったです。
また、近くの居酒屋さんや喫茶店からもありがたいことに絵の依頼が入ってくるようになってきました。
湯西川温泉の喫茶店で絵画展示
喫茶店の「美鈴」で風景画を展示しています。
描いた絵を持ち込んでいたらこんな感じに飾って頂けました。
ここでお手伝いをしていたら、いつの間にか地元の人たちとも顔見知りになっていました。
マスターのナポリタンも最高に美味しいです。
湯西川温泉に来たら是非、寄ってみてくださいね。
グループ展
とある画家さんの個展に行ったら、「グループ展参加しない?」とお誘いを頂いたので参加することに!
「夢を描く展」では作家さんなら誰でも参加できるので活動の1歩を踏み出したい方におすすめですよ。
似顔絵
湯西川温泉の揚羽の旅館で似顔絵を描いてます!
最近では練習してきた似顔絵が売れるようになってきました。
ちょうど入籍前のおふたり。
とても幸せそうで元気を貰いました。
喜んで頂けて良かったです☺
超かわいい〜!!!!!
って言いながら描きました。
女将やベリーダンス、ヨガ講師をやっている方なのでどの服装にするか悩みましたがお正月の赤い着物に無事決定✨
気に入っていただけて良かったです☺
まとめ
このサイトは
「絵を観るのが好き!」
「絵を描くのが好き!」
「油絵を学びたい!」
という方に楽しんでもらえるようなサイトにしていければと思います。
さらに現在、油絵の描き方や道具の揃え方も描いているので是非みてくださいね!