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油絵具のパレットの使い方を解説!絵が上手な人がやっているパレットの使い方とは?

 

こんにちは!
山で風景画をかいてます!アマネです!

皆さん油絵描いてますか?

人のパレットを見てみるとそれぞれ個性豊かで面白いですよね!
パレットが青だらけの人がいたり、牛乳パックで自作していたり…
絵が上手な人はパレットの使い方も上手な人が多いです!

 

気がついたらパレット上に絵具がぐしゃぐしゃになっている…

そんな経験ありませんか?

今回は絵が上手い人がやっているパレットの使い方を紹介していきます!

「パレットの使い方がわからない」
「パレットの種類は?」
「形はどんなものを選ぶといいの?」

 

という方におすすめの内容です!

早速見ていきましょう!

 

油絵具のパレットとは?

パレットは簡単に言うと「絵具の置き場」です!

パレットの上で混色したりオイルで溶いたりする所になります。

油絵具のパレットは主に板状のパレットが多いですね。

 

油絵具のパレットの使い方

1穴の空いた所に親指を通して使います。
2パレット上に絵具をチューブからだします。
3混色して絵を描きます。

 

パレットを置いて使ってもいいですね!
基本は他の絵具とそんなに変わりありません。

 

絵具を並べる場所

パレットの上ら辺に色相環(虹色順)で色を並べます
中央は混色につかいますよ!

 

絵が上手い人がやっているパレットの使い方

ポイント
1、色相環に並べる(虹色の順:赤、橙、黄色、緑、青、紫)
2、混色スペースをしっかりとる
3,絵具は多めに出す
3、白と黒は離れた場所に出す
4、パレットを併用する

 

色相環順に並べる(虹)

虹色順に並べるとグラデーションがつくりやすくなります
また、色をすぐ見つけられたり色が混ざってしまってもごたつかないというメリットがあります。

黄色と緑が混ざってしまっても黄緑ですよね!
緑と青が混ざってしまっても青緑の自然な色になるわけです。

 

混色スペースをしっかりとる

混色する場所はしっかり広くとっておきましょう!
なぜかというと絵具は、リアルな絵を描くときや影や光を表現するときに、ほとんど混色をして色をつくります。また、オイルを使うためときに絵具を薄めるため、場所を取ることが多いです。

広めに混色スペースを空けておくとその都度パレットを綺麗にしなくても済みますね!

 

絵具は多めに出す

絵具は多めに出しましょう!
いちいち絵具をチューブから出す手間を省けます。

小さい作品のときはそんなに出さなくてもよいですが、F4号あたりになってくると結構手間です。

キャンバスのサイズによって絵具を出す量を変えるのがいいですね!
気持ち多めでいきましょう!

 

白と黒は離れた位置に出す

白と黒は色相環には含まれないので、持ち手側を白、
反対側を黒の離れた位置に出しましょう。

こうすることで明度順にパレットを整理することができます

また白と黒を離すことで暗い色と明るい色を混ざりにくくできるというメリットがあります!

 

パレットを併用する

おすすめのパレットの併用が「木製パレット」と「紙パレット」の併用です。

木製パレットをメインで使い、紙パレットをサブで使う方法です。

 

木製パレットに使う色を出して
広い面積を塗るときは紙パレットのМ
描き込みや狭い面積のときは紙パレットのS

という風にパレットを使い分けることで、
大量に混ぜた絵具を掃除しなくてもいいですし、
パレットのスペースが足りなくなりことが減りますね!
効率が良くなるので作業もはかどります。

 

パレット上の絵具の保存方法

ラップでパレットごと包みます!
油絵具は乾燥が遅いので固着の心配は2日ぐらいなら大丈夫です。

2日以上放置する場合は紙パレットに移し替えるのをおすすめします!

 

パレット上に絵の具が固まったら

筆洗油や揮発性油を布にしみこませて拭き取ったり、パレットナイフでそぎ落とします!
それでも取れない場合は剝離剤を使いましょう。

 

剝離剤【使用方法】

固まっている絵具を削れるだけ削りましょう!
除去したい場所にリムーバーを塗って5分~30分放置します。
塗膜が柔らかくなったらナイフや布で拭き取ります。
取れない場合は塗って拭き取っての作業を繰り返してください。

 

【注意】
また、剝離剤でパレット表面も剝がれてしまうことがあります
その場合はリンシードオイルを塗って布などで擦りこんでお手入れしましょう
何回か塗って乾かすことを繰り返すと油絵の具や溶き油が染み込まなくなりますよ!

 

 

油絵具のパレットの種類と特徴

油絵具のパレットは板状になっていて、色々な形や材質があります。

ここではパレットの種類と特徴を紹介しますね!

 

木製パレット

材質は木でできています。
桜の木など比較的に硬めの素材が使われています。
持ちやすいので、立ちながらの製作と野外での制作に活躍しますよ!

 

大理石パレット

材質は大理石で作られています!
アトリエに据え置き型のパレットです。
主に絵具の調合でつかわれます。
重いので持ち運びには向いていませんが、固さがあって安定感もありますよ!

 

アルミパレット

材質はアルミで作られています。
木製パレットより軽いです
絵具の色が分かりやすいように白を塗装したものもありますよ!
木製パレットが重かったらアルミパレットに変えてみてもいいですね!

スケッチのときに場所を取らないので便利ですよ。

 

紙パレット

 

紙でできたパレットです

ペーパーパレットと呼ばれています。
紙をめくって捨てることができるので、お掃除の手間が省けます
色は白なので微妙な色の違いが分かりやすいですよ!

ただ、土台が厚紙なのでたわんだりすることがあったり、長期的にみるとコスパは高めです。

 

油絵具のパレットの形状

 

パレットにも色々な形状があります。

是非自分の好きな形のパレットを選んでみてくださいね!

 

オーバル型

形は楕円形です!
扇状に絵具を並べられて、少ない筆の動きで絵具に届きます。

パレットと言われると思い浮かぶのがこのパレットではないでしょうか。

 

フランゼン型

雲型の形をしています!
左部分がえぐられたような形をしているのでパレットが腕にフィットしますよ。

好みで選んでもいいですね!

オプロング型

長方形の形をしています!
アトリエキャビネットや大型油絵箱に合わせて作られていますよ。

四角いので絵具が配置しやすいです。初心者の方にもおすすめです!

 

オプロング二ツ折型

市販の油絵セットによく入っています!
携帯用の油絵箱に入るように二つ折りにできますよ。
持ち運びに便利ですね!

 

 

おすすめのパレットを紹介

 

ペーパーパレット

初心者の方にもおすすめです

「油絵をこれから始めたい」という方はお試しでペーパーパレットから入りましょう!

また、併用してパレットを使ってもいいですね。

 

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オプロング型

絵具が並べやすく、使いやすいです!

SM~F8号までサイズがあります。

おすすめはF4号サイズです!

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オプロング二つ折り

屋外でも野外でも使えてとても便利です!

小さく折りたためるので、野外用に買うのもおすすめです。

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まとめ

いかがでしたか?
今回は「油絵具パレットの使い方」について解説しました!
パレットにも色々な種類がありましたよね!

材質は木製・大理石・紙・アルミパレット

形は楕円形・雲型・長方形・二つ折りがありましたよね

ポイントは

・色相環に並べる(虹色の順)
・混色スペースをしっかりとる
・絵具は多めに出す
・白は離れた場所に出す
・パレットを併用する

ということでした!

 

お手入れが面倒な方はペーパーパレットがおすすめです。
最初はペーパーパレットにしてみて、後から木製や大理石パレットにしてみてもいいですね!
因みに私はペーパーパレットです笑

是非参考にしてみてくださいね!

 

 

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