こんにちは!
山で風景画をかいてます!アマネです!
皆さん油絵描いてますか?
朝起きたら筆がカチカチになってた…。
なんて経験誰にでもありますよね笑
私もかなりの頻度で洗い忘れていました。
片付けは苦手な方も多いと思います。
今回は絵を描いていたら誰もが通る道…。
「油絵の筆の洗い方」について解説していきます。
「筆の洗い方がわからない…!」
「ボロボロになった筆は捨てる?」
「筆が固まってしまった」
という方におすすめの内容です。
それでは早速見ていきましょう!
油絵の筆の洗い方
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必要なもの
- 雑巾か新聞
- 筆用石鹼
- ブラシクリーナー(筆洗油)
- 筆洗器
筆用石鹼
油絵具を布で落とし、ブラシクリーナーの洗浄後に石鹼を使います。
リンスー効果があるので筆が長持ちしておすすめですよ。
筆洗油(ブラシクリーナー)
油絵具の油を落としてくれます。
リンス効果もあり洗浄力も高いのでオススメです。
筆洗油を使うときにはしっかり換気をしましょう。
オドレスブラシクリーナー
オドレスブラシクリーナーは石油の臭い成分を除去したものになります。
洗浄力はLTブラシクリーナーよりも少し弱めですが臭いが苦手な方はこちらがおすすめです。
ただ、無臭ですが、石油成分はあるので換気が必要です。
筆洗器
筆洗器はアートンの密封型筆洗器が超おすすめです。
お値段は少し高いですが蓋でしっかり固定できて、こぼれないようになっています。
筆洗油の蒸発や臭いの漏れも防げるのでとても便利です。
筆の洗い方
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はじめに
油絵具の筆は水では洗えません。油絵用の用具の洗浄には油彩用のクリーナーが必要です。
油絵具を使った筆やペインティングナイフは必ずブラシクリーナーを使いましょう。
1、筆についた絵具を拭き取る
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筆についた絵具を新聞紙や布で毛の根元からよく拭き取ります。
2、ブラシクリーナーですすぎます
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筆を筆洗油に浸して絵具や油を浮き立たせて振り洗いし、布でしっかり拭き取ります。
1と2の作業を繰り返し三回ぐらいやります。
毛は抜けやすいので、筆洗器の中でガシガシ洗うと穂先を傷めるため、やさしく洗いましょう。
3、筆を固形石鹼で洗います
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石鹼とぬるま湯で十分に洗います。
根元は絵具やオイルがたまりやすいので、石鹼の平らな面に押し出すように洗います。
筆から油絵具が出てこなくなるまで繰り返し石鹼を使って洗いましょう。
4、筆を乾燥させます
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布で形を整えながらよくふき、風通しのいいところに吊るして自然乾燥させます。
洗濯ばさみなどで逆さに吊るせると水分が下に落ちやすいです。
下に布を敷いて筆を横にするだけでもOKですよ。
筆が固まってしまったら
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「筆を洗い忘れて固まってしまった!」というときありますよね笑
そんなときは剝離剤の「エコリムーバー」や「ストリッパー」を使いましょう。
カチカチの筆も元に戻してくれますよ。
使用方法
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筆にリムーバーをたっぷりつけます。
ラップなどにくるんで一晩放置すると効果的です。
このときリムーバーが柄に付くと塗装が剝がれて大惨事になるので注意しましょう。
あとは石鹼とぬるま湯で貯めながらしっかり洗えばOKです!
お湯をためながら洗い流すとリムーバーがよく落ちますよ。
エコリムーバー
ストリッパー
ぼさぼさになった筆はどうする?
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ぼさぼさになった筆は、ドライブラシ技法という、固めの絵具を豚毛などのバサバサした筆ではらったりこすったりする技法で使えます。
この筆が独特のタッチを生み出してくれます。
私は木を描くときや画面に何か流れを付けたいときに使いますよ。
使わない場合は捨ててしまいましょう。
まとめ
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今回は「油絵の筆の洗い方」というテーマでお話ししました。
使い終わった筆は放置せずにその日のうちに洗いましょう。
筆を放置すると、筆のダメージが大きいので買い足す事になってしまいますよね。
また、ボロボロになってしまった筆でもタッチがきいた絵になるので試してみてください。
是非参考にしてもらえると嬉しいです。
それではまた!
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