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油絵キャンバスの布について解説!油絵におすすめのキャンバスは?

 

こんにちは!

山で風景画をかいてます!アマネです!

油絵におすすめのキャンバスがあるって知っていましたか?

私は知りませんでした笑
キャンバスってどれも同じだと思いますよね!
でも実は布の素材から織り目まで種類があるんです。

 

今回は

「油絵におすすめのキャンバスは?」
「キャンバス布の選び方が知りたい!」
「キャンバスの種類って何があるの?」

という方におすすめの内容です。

これでキャンバスに迷うことはなしですよ!

早速見ていきましょう!

 

キャンバスとは?

キャンバスとは、亜麻繊維などで織られた厚手の生地のことをいいます。

描くときには木製の木枠にキャンバス地を張って使いますが、すでに張られたものを「張りキャンバス」サイズよりもひとまわり大きくカットしたものを「カットキャンバス」と呼びます。

張りキャンバスはF100号までは、市販で販売されていて、それ以上になると画材店に頼むか、木枠とキャンバスを購入して自分で作ることになります

 

 

 

キャンバスの種類

ここではキャンバスの種類について解説していきます!

 

張りキャンバス

すでに木枠に布が張られたものになります!
自分で張る手間がなく、そのまま描けるので、初心者や張るのが面倒な人におすすめです。
ただ、ロールキャンバスと比べると費用は少し高めになります。

 

ロールキャンバス

メートル単位で布が販売されています!
これを自分で木枠に張って使います。

自分で張るとロールひとつで複数枚使えるのでたくさん描く人におすすめです。
また、たくさん絵を描くときは木枠から外して布の状態で絵を重ねて保存できます。
木枠は新しく布を張りなおして使えて、場所も取らないのでとても便利です!

 

キャンバス布の素材

キャンバスにも素材の種類があります!
3つあるので紹介しますね。

麻、亜麻

伸縮性と強度が高い素材です!
キャンバス布の中では最もよく使われています。
油絵の酸化に強く、織り目がしっかりしているので厚塗りや細かく描くのに適しています

また、強度が高いので大きな作品を描くのにも向いていますよ
もともとの色が茶色っぽいので白い下地を塗る必要があります

綿

キャンバスのもともとが白いので、張ってからそのまま描くことができます!
強度がつよくないので、大きな作品には向きません。

 

ナイロン

非天然素材です。湿気には強いですが、熱に弱い特徴をもちます。
安く買えるので練習用にいいかもしれませんね!

 

 

キャンバスの織り目

キャンバス地の表面の粗さは、布の織り糸の太さによって、細目、中目、粗目に分類されます。

粗目

 

表面が粗く、強度があるので100号以上の大型な作品に向いています
また、織り目が粗いと絵具の定着が良いのでキャンバスに厚塗りしたい方もおすすめです!

布目が見えてほしくないときは下地剤を塗って目をつぶしましょう。

 

中目

細目と粗目の中間の粗さをもちます!
市販の張りキャンバスはほとんどこのキャンバスです。

色々な画風に合わせることができるので初心者の方にもおすすめですよ。
迷ったときは中目を選びましょう。

 

細目

リアルな細かい描写を描く人におすすめです
織り目が細かいので人物画などを描くときに適しています
布の強度が弱めなので、30号以上の作品を描くときは避けたほうがよいです

 

 

 

まとめ

今回は「油絵のキャンバスの布」について解説しました。

まとめると

キャンバスの種類は
張りキャンバス・カットキャンバス・ロールキャンバス

キャンバスの布素材は
亜麻・綿・ナイロン

キャンバスの織り目は
粗目・中目・細目

などがありましたね。

キャンバスにも描くものによって向き不向きがあります。

布目が粗いほど強度が強いので、大きい作品を描くのに向いていたり、細目は細かい描写には向いていますが、40号以上の作品には向かなかったりしましたね!

是非参考にしてみてください!

 

 

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