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油絵具の筆の使い方について解説!筆の使い分けは?どういう場面で使うの?

 

こんにちは!
山で風景画をかいてます。アマネです。

油絵の筆にはたくさん種筆の類があり、それぞれどういう場面で使うか迷いますよね。

自分に合う画風を探す為にも基本的な筆の知識は入れておきたいところです。

今回は「油絵具の筆の使い方」について解説します。

「筆の使い方を知りたい」
「基本的な筆の種類は?」
「筆の使い分けを知りたい」

という方におすすめの内容です。

それでは早速見ていきましょう!

 

 

基本的な油彩筆の使い方

油絵を描く際の筆の使い方について説明します。

油絵の筆は、サイズや形状によって様々な種類がありますが、基本的な使い方は共通しています。

 

①筆を選ぶ

油絵の筆は、毛先の形状や硬さによって異なる効果を生み出すことができます。

例えば、細かいものを描く場合には細い筆を、大胆なタッチを加える場合には太い筆を使用します。

また、硬い筆で細かいラインを描くこともできますが、柔らかい筆を使うとより滑らかなタッチを得ることができます。

②色の混色

油絵の場合、筆に直接絵の具を付けて描く前に、絵の具を調色する必要があります。

パレットや皿に絵の具を出し、適度な量の油(リンシードオイルやウォルナットオイルなど)を混ぜて滑らかなにします。

この調色した絵の具を筆で取り上げて描いていきます。

 

③描く動作

絵の具を筆に適量取り、キャンバスやパネルに描くことができます。

描く際には、筆を垂直に持って絵の具を乗せる方法や、筆を斜めに持って滑らかに線を描く方法など、様々なテクニックがあります。

また、筆の先端を使って細かなものを描くこともできます。

 

④質感の変化

 

筆の使い方によって、描かれた絵の具の質感を変化させることができます。

例えば、筆を平たく使うと均一な面を作ることができ、筆を立てて使うと線を描くことができますよね。

また、筆を転がす動作をすると、独特の質感や模様を生み出すこともできます。

これらは基本的な油絵の筆の使い方ですが、実際の描画においては個々のアーティストのスタイルや好みによって異なる使い方があります。

練習を重ねて自分なりの筆の使い方を見つけてみましょう。

 

油彩筆の使い分け例

筆の使い方は絶対にコレ!というのは決まっていません。

全部ナイフで盛り上げて描いてもいいですし、丸筆で点描で描いてもいいわけです。

あくまで参考程度なので、自分の好きなように描きましょう。

①下地を塗るとき

豚毛でできた刷毛などを使用します。
市販のキャンバスはそのまま使っても大丈夫です。

②下描きするとき

大きめの筆、平筆や丸筆、扇形筆などを使って、構図や色味、明暗をつけていきましょう。
テレピンなどで溶いた絵具を画面全体に薄塗りします。

③中描きのとき


フラット、フィルバード、ナイフなど用途に応じてさまざまに使います。
下描きよりもテレピンを多く含ませ、硬めの絵具をキャンバスに乗せるようにかいていきましょう。

④仕上げのとき

細めの丸筆などで細かな部分を仕上げていきます。

 

まとめ

今回は「油彩筆の使い方」について解説しました。

最初は筆の種類がたくさんあって、筆の硬さによって、どのような場面で使うのか分からなかったりします。

わたしも高校生の頃は全然そんなこと考えていませんでした笑

筆の使い分けは、基本は豚毛の筆を使い、細密描写では軟らかい筆が適しています。

また、ナイフを使ったり、平筆のみで描いたりすると色々な画風になります。

まずは、筆の使い方を理解し、自分だけの画風を見つけてみてください。

それではまた!

 

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