こんにちは!
山で風景画をかいてます。アマネです。
油絵が初めてだと何がいい道具なのか種類がたくさんあって分かりませんよね。
実は初心者向けの油絵セットには筆洗器が入っていません。
筆洗油の容器自体が筆洗器になっているので、筆先を直接容器に浸し、底にある凹凸部分で擦り洗いします。
油絵を本格的にやるなら筆洗器ははあった方が楽です。
今回は「油絵の筆洗器のおすすめ」を紹介していきたいとおもいます!
「おすすめの筆洗器はなに?」
「筆洗器とは?」
「使い方について知りたい!」
という方におすすめの内容です。
それでは早速見ていきましょう!
筆洗器とは?
![](https://aburae-labo.com/wp-content/uploads/2023/02/Screenshot_20230203-115231-229x300.jpg)
筆洗器は筆を洗浄するための油(筆洗油)を入れる容器です。
制作後の筆の洗浄は筆洗器に筆洗油を入れて使います。
瓶などでも代用可能ですが、安定して筆を洗うことができ、筆洗油を安全に取り扱うことができるため、持っておくのをおすすめします。
筆洗器には蓋がついているので、揮発性の高い筆洗油の揮発を防ぐことができます。
穴の空いた漉し器がついた2層構造になっているので、筆から除去した汚れを下層に落とすことができますよ。
筆洗器の使い方
![](https://aburae-labo.com/wp-content/uploads/2023/02/original_194b3e5c-c379-47e0-81c6-060b5ac3baad_PXL_20230131_150215667-scaled-e1675355057435-300x240.jpg)
筆洗器は筆洗油を入れて使います。
筆洗油は筆洗器の中にある仕切りを超えて、筆先がしっかり浸るまで入れましょう。
筆についた絵具を布でしっかりと拭き取り、筆洗油ですすぎます。
最後に石鹼で洗うとより筆がツヤツヤになるのでおすすめです。
筆洗器に水は入れない
![](https://aburae-labo.com/wp-content/uploads/2023/03/drop-of-water-578897_1920-300x200.jpg)
筆洗器に筆洗油を入れるとき、すべて筆洗油で入れる場合と、仕切りを超えない高さまで水を入れて、筆洗油を入れる場合の二通りがあります。
最近では、水が筆洗器の劣化を早めるので筆洗油だけを入れる方法を推奨しています。
私自身も油絵の本を読んだときに水を入れる方法が書いてあったのでびっくりしました。
筆洗油だけを入れた方が筆洗器のお手入れや入れ替えが楽です。
筆洗器の劣化を気にしなくて済みますよね。
筆洗器の種類
![](https://aburae-labo.com/wp-content/uploads/2023/02/valley-63564_1920-300x199.jpg)
筆洗器は野外用と屋内用の2種類があります。
野外用には携帯に便利な円錐または円筒型の小型が適しており、
室内用では円錐形の大型か、らせん状の超大型が適しています。
それぞれ自分のスタイルに合わせて選んでみてください。
円錐型
![](https://aburae-labo.com/wp-content/uploads/2023/06/Screenshot_20230623-150623-277x300.png)
底の面積が広くできているので、安定していて倒れる心配が少ないです。
もっともよく使われる形です。
円筒型
![](https://aburae-labo.com/wp-content/uploads/2023/06/Screenshot_20230623-150729-264x300.png)
スマートな形をしているので収納しやすいのが特徴です。
携帯に便利なので、野外用に適しています。
他の筆洗器と比べるとやや倒れる危険がありますが、使っていて倒したことはありませんでした。
バケツ型
比較的に大型なので大きい筆が洗いやすいです。
筆洗油をしばらく取り替えなくてもいいのがメリットですね。
野外には大きすぎるので、屋外用に使うことをおすすめします。
密閉型
蓋を密密してロックできるので、絵画制作で移動が多い人に人気がある筆洗器です。
臭い漏れもなく、こぼれないので非常に重宝してます。
おすすめの筆洗器
![](https://aburae-labo.com/wp-content/uploads/2023/03/hd-wallpaper-2563976_1920-300x191.jpg)
油絵初心者におすすめなのが密閉型の筆洗器です。
安全に筆洗油を保管できて、移動のときにこぼす心配がありません。
野外でも屋内でも使用できるのがいいですね。
ターレンス 密封型筆洗器(小)
ターレンス 密封型筆洗器(中)
ターレンス 密封型筆洗器(大)
アートン 筆洗器
![](https://aburae-labo.com/wp-content/uploads/2023/06/Screenshot_20230623-144307-300x292.jpg)
https://webshop.sekaido.co.jp/product/A000570
アートンの筆洗器もおすすめです。
普段使いに(大)が非常に使いやすいです。
アートン 大型筆洗器
値段が安いのに高機能!
ホルベイン筆洗器 特大No,9
高校美術室の筆洗器がこの大型でした。
口径直径が14㎝あります。
大型の作品を制作する場合やよく刷毛を使うときにおすすめです。
ホルベイン 筆洗器 No,6A
円筒型 の筆洗器です。
漏れが心配ですが、サイズが持ち運びも軽くて便利です。
野外用として愛用しています。
まとめ
![](https://aburae-labo.com/wp-content/uploads/2023/03/leaf-3070153_1920-300x200.jpg)
今回は「おすすめの筆洗器」を紹介しました。
筆洗器の種類は野外向けと屋内向けがあり、形状は
・円錐型
・円筒型
・バケツ型
・密封型
がありましたね。
初心者におすすめなのが密閉型の筆洗器です。
こぼれにくく、臭い漏れも防ぎます。
画材屋さんやオンラインショップのアート用品店でさまざまな筆洗器を比較し、自分に合ったものを選んでみてください。
それではまた!
コメントを残す