こんにちは!
山で風景画をかいてます。アマネです。
皆さん、パレットのお手入れはどうしていますか?
パレットにも紙パレットや木製パレット、大理石パレットなど色々な種類がありますよね。
紙パレットはめくって捨てればいいだけですが、木製パレットのお手入れ方法は知らない方多いのではないでしょうか。
そこで今回は「油絵パレットのお手入れ方法」について解説します。
それでは早速みていきましょう!
こんな人におすすめ
- パレットのお手入れ方法が知りたい!
- パレットの絵の具が固まってしまった
目次
油絵のパレットは洗う?洗わない?
結論:好きに使っていい!
油絵の木製パレットは洗わない人のほうが多数ですが、パレットの上に絵具を重ねて使う人もいれば、画面がきれいでないと絵が描けないという人もいます。
キャンバスをパレットとして使って作品を作る人もいるので、結果どちらでも良いのかなという感じですね。
私自身は紙パレットを使っています。
制作が終わったらめくって捨てるだけなので楽ちんですね。
自分の好きな方を選んでいきましょう。
パレットのお手入れ方法
ここでは基本的なパレットのお手入れ方法を紹介していきます。
紙パレット派の人もいつかは使うかもしれないので、サッと目を通しておくといいですね。
用意するもの
用意するものは3つです。
・ペインティングナイフ
・トイレットペーパー
・ブラシクリーナー
ペインティングナイフ
ブラシクリーナー
固まった絵具を削ってから、ブラシクリーナーをトイレットペーパーに浸して絵具を拭き取ります。
ブラシクリーナーはホルベインのLTブラシクリーナーが洗浄力高めで使いやすいです。
パレットのお手入れ方法
①パレットナイフで残った絵具を取ります。
②トイレットペーパーや布でパレットを拭きとります。
③テレピンやブラシクリーナーを布に浸してべたつきがなくなるまで拭いていきます。
これだけです。
拭き取るだけなので結構簡単なんですね。
余ってしまった油絵具はどうすればいい?
油絵の具は乾燥が遅いので次の日でも使えます。
乾燥時間は色によって異なりますが、早くて3日、遅くて1週間には指で触れても大丈夫なぐらいには乾いています。
油絵の具の量や部屋の気温にもよりますね。
暖かい部屋なら乾燥は早くなり、涼しい部屋なら乾燥は遅くなります。
とっておきたい!という方はラップをふんわりかぶせておきましょう。
基本的には翌日使わないなら捨ててしまっても大丈夫です。
パレットに油絵の具が固まってしまったら
パレットに絵具が固まってしまった!というときありますよね。
そんなときは剝離剤を使いましょう。
筆が固まってしまったときやパレットの絵具除去にも使われます。
使用方法
①固まって絵具を削れるだけ削りましょう。
②除去したい場所にリムーバーを塗って5分~10分放置します。
③絵具が浮き上がってきたらナイフや布で拭き取ります。
④取れない場合は塗って拭き取って作業を繰り返してください。
注意
剝離剤でパレット表面も剝がれてしまうことがあります。
その場合はリンシードオイルを塗って布などで擦りこんでお手入れしましょう。
何回か塗って乾かすことを繰り返すと油絵の具や溶き油が染み込まなくなりますよ。
パレットのお手入れが面倒くさい方に
パレットのお手入れがめんどくさい…という方いますよね。
そんな方にはペーパーパレット(紙パレット)がおすすめです。
使い方は簡単、汚れたら紙をめくって捨てるだけです。
明るい白色なので、微妙な色の違いも見分けやすいのがメリットですね。
ただし、消耗品なので定期的な買い出しが必要です。
片付けの時短になるので片付けが面倒という方は是非使ってみてください。
油絵具を拭き取ったゴミはどうやって捨てる?
油絵具を拭き取ったゴミや紙パレットありますよね。
実は油絵の具は油を使用しているので、排水溝に流したり、そのままゴミに捨ててはいけません。
特に夏場は、油絵具の「乾性油」という成分が、発火しやすいので水を加えてゴミに出しましょう。
ゴミの処分方法
①ビニール袋に油絵具のついた、テッシュや雑巾を入れます。
②その①の袋の中に水を入れて濡らします。
③袋の口をしばって燃えるゴミと一緒に出します。
油絵の筆洗油も同じ方法で処分します。
まとめ
いかがでしたか?
今回は「油絵パレットのお手入れ方法」について解説しました。
パレットのお手入れは方法は人それぞれです。
全部綺麗にする人もいますし、混色する場所のみ綺麗にする人もいます。
どれにしなきゃいけない!というものはないので好きな方法でやってみてくださいね。
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