こんにちは!
山で風景画をかいてます。アマネです。
作品がうまくいかずに失敗してしまった…。というときありますよね。
キャンバス捨てようかな…。と思っている方
ちょっと待ってください!!
実はキャンバスは再利用できるんです。
私も最初、衝撃的でした。
キャンバスは結構いいお値段しますし、一度使ったものを再利用できるならばそれに越したことはありませんよね。
今回は「油絵キャンバスを再利用する方法」解説していきます。
「キャンバスを再利用する方法は?」
「使うときのおすすめの画材は?」
という方におすすめの内容です。
それでは早速見ていきましょう!
描いたキャンバスを捨てる?ちょっと待ってください。
失敗したキャンバスを捨てるのはもったいないです。
ただえさえキャンバスは高価です。
一番小さいF0号ものでさえ500円、100号で6万円します。
それに初めに描いた絵から、全く別の絵を描くことは普通によくあることです。
下地の絵具が地塗りの絵具の代用となり、油絵特有のボリュームとなる手助けをしてくれます。
なので、キャンバスは捨てずに、再利用しましょう。
練習もできて、費用も節約できるのでエコです。
油絵のキャンバスを再利用する方法
油絵のキャンバスを再利用する方法は塗りつぶして真っ白にするか、上からそのまま描くかです。
①塗りつぶす
キャンバスを再利用できるのは便利ですよね。
ただ、アクリル絵具は上からまた塗るだけで大丈夫ですが、油絵は違います。
塗りつぶすときには油絵専用の下地材を使います。
油絵は、下地材とその上から油絵具を重ねて塗られています。
実はその上に油絵具で塗りつぶしてもうまく絵具がのりません。
また、アクリル絵具やアクリル下地材のジェッソは、油絵の上に塗ると剝離するので使ってはいけません。
なので、塗つぶすときは油絵専用の下地材を使うようにしましょう。
②そのまま描く
塗りつぶさずに描くなら、上からどんどん描いても大丈夫です。
テレピンなどで溶いて下絵を描いて上から絵具をのせて描いていきます。
このとき、絵具が乾燥してから描くことです。
せっかく新しい絵を描くのに前の絵が乾いていなくて混ざってしまった…。ということになってしまうと台無しですよね。
せめて指触乾燥してから描いていきましょう。
油絵がデコボコしていて描きにくい場合は?
油絵具の特徴のひとつが厚塗りできることです。
下が絵デコボコしていて描けないというときありますよね。
そんなときは、テレピン油を布に含ませて拭き取り、ペインティングナイフで油絵具を削り取りましょう。
油絵具が乾燥していて固い場合は、隆起した部分をサンドペーパーで削りとってください。
まとめ
失敗したキャンバスは塗りつぶしたり、そのまま描き込むことで再利用できます。
初めに描いた絵から全く別の絵を描くことはよくあることです。
キャンバスを再利用することで練習もでき、費用の節約にもつながりますよね。
再利用することで、キャンバスを有効活用し、新たな作品を制作することができます。
失敗は成功への道の一部ですので、挫けずに描いていきましょう。
それではまた!
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