こんにちは!
山で風景画をかいてます!アマネです!
油絵具とアクリル絵具って少し似てますよね!
どちらを使おうか迷ってる…。という方いるのではないでしょうか。
油絵具とアクリル絵の具は、画家やアーティストたちがよく使う絵具のひとつです。
どちらも魅力的な特徴を持っており、絵画作品を制作する上で欠かせない存在ですよね!
しかし、油絵具とアクリル絵の具には、それぞれ異なる性質と特徴があります。
今回は「油絵具とアクリル絵の具の違い」とそれぞれの魅力について解説します!
「油絵具とアクリル絵の具の違いは?」
「油絵かアクリル画どちらで描くか迷ってる…。」
という方におすすめの内容です
それでは早速見ていきましょう!
目次
油絵具とアクリル絵の具の違い①成分
基本的に絵の具は顔料と展色材で練り合わせて作られています!
顔料とは色の粉末のことで、展色材は画面に定着させる接着剤の役割があります。
この展色材に何が使われているかで、絵具の種類は変わります。
油絵具は乾性油と顔料からできて、アクリル絵の具はアクリル樹脂と顔料を混ぜたものです。
因みに水彩絵の具はアラビアゴムと顔料を混ぜて作られていますよ!
油絵具とアクリル絵の具の違い②乾燥時間
油絵具とアクリル絵の具は乾燥の時間が違います。
油絵の具は、乾燥するのが遅いです!
空気に触れることで徐々に乾燥するので、乾燥に3日~4日がかかります。
そのためグラデーションがしやすく、ぼかしが容易にできますよ!
何度も修正ができるのでいいですね。
アクリル絵の具は乾燥が圧倒的に早いです。
水が蒸発することで、乾燥するので早ければ数分で乾きます。
パレット上のアクリル絵の具が気づいたら乾いてたとかよくありますね。
乾燥後は耐水性になります。塗り重ねがすぐにできるので作業がサクサク進みますよ!
油絵具とアクリル絵の具の違い③溶き方
油絵具とアクリル絵の具は溶き方にも違いがあります!
油絵具は、油で溶きます。
基本的には揮発性油、乾性油、樹脂などを混ぜた溶き油で描いていく感じですね。
オイルが乾性油が空気中の酸素と化合物して固まります。
アクリル絵の具は水性なので、水で溶きます。
これは水が抜けることで固まるります。
油絵具とアクリル絵の具は乾燥の原理が結構違うんですね!
油絵具とアクリル絵の具の違い④ツヤ
油絵具とアクリル絵の具はツヤに違いがあります。
油絵具は油で溶くのでツヤができます!
オイルによって画面のツヤが調節できますよ。
アクリル絵の具は乾燥するとマットな仕上がりになります。
ツヤを出したい場合は、仕上げにバーニッシュ(ニスみたいなもの)を使うとツヤを出すことができます!
油絵具とアクリル絵の具の違い⑤色調
油絵具は、色調が深く、豊かな質感を表現することができます。
「モナリザ」やゴッホの「向日葵」も油絵です!
リアルなものから抽象的なものまで、油絵具で描くと「深み」が出るのがいいですね。
高い発色力と光沢感が絵画作品に深みと立体感を与えます!
アクリル絵の具は、色が鮮やかで明るいを表現することができます。
色あせや変色が少ないため、色彩表現の自由度が高く、多様な表現が可能です。
アクリル絵具を使用した作品は、現代美術などでも多く見られます!
自分が好きな色調を選ぶといいですね!
油絵具とアクリル絵の具の違い⑥臭い
油絵具は制作に使う「溶き油」や筆を掃除する「筆洗油」の臭いがすごいです!
制作に取り組むときは換気をして取り組みましょう!
臭いにはだんだん慣れてきますが、臭苦手な方は無臭の筆洗油もあるのでそちらもおすすめですよ。
アクリル絵の具は独自の臭いがかすかにしますが、ほとんど臭いはしません。
換気の心配が不要ですね!
まとめ
今回は「油絵具とアクリル絵の具の違い」について解説しました!
油絵具とアクリル絵の具は、それぞれ独自の特性を持っており、使用目的によって使い分けが必要です。
油絵具は長期間色あせない作品を作りたい場合や、時間をかけて作品を仕上げたい場合に、アクリル絵の具は乾燥が早く、換気の心配が不要なため、短時間で仕上げたい場合や、描く場所に制限のある場合に向いています。
どちらの絵具も、使い方によって魅力的な作品を作り出すことができるので、制作目的や環境に合わせて選ぶことが大切ですね!
色々な絵の具を試してみてください!
コメントを残す