こんにちは!
山で風景画をかいてます。アマネです。
油絵をたくさん練習したい!
けど、キャンバスはお値段が高いですよね。
紙にも描ければいいのになと、私自身何度も思いました。
調べてみると、なんと油絵は紙に描くことができるんです。
紙に描くことで、練習や試し書きが気軽にできますよね。
今回は油絵を紙に描く方法とおすすめの油彩紙を紹介していきます。
こんな人におすすめ
- 油絵を紙に練習したい!
- 油絵を紙に描く方法を知りたい
油絵を紙に練習する方法①紙に下地材を塗る
油絵を紙に練習するときは下地材を塗りましょう。
下地材を塗ることで油が染み込むんで滲むのを防げます。
吸収性を非吸収性に変えていくことで、紙にも油絵を描くことができますよ。
ここでは下地材を紹介していきます。
ジェッソ
ジェッソはアクリル絵具の下地材ですが油絵具の下地材としても使えます。
リアルな絵を描きたいときにジェッソを塗り、キャンバスの凹凸を減らすことで緻密な描写をすることができます。
剝離の恐れがあるので、油絵具の上からジェッソは塗れないので注意しましょう。
油絵用下地材
油絵用の下地材です。
マツダの「キャンゾール」やホルベインの「クイックベース」など様々なメーカーが出しています。
油絵を描くときに使用すると、発色とキャンバスへの食いつきがよくなりますよ。
また、描いた油絵の上から塗りつぶすことでキャンバスの再利用が可能です。
アクリル絵具
一番簡単なのがアクリル絵具を塗る方法です。
アクリル絵具は乾くと耐水性で非吸収性になるので、油絵を描ける画面になります。
ただ、ジェッソと同じように、油絵の上から描くことはできないので注意してください。
下地材を塗る紙は何がいいのか…?
下地材は上記の3つを紹介しましたね。
では、紙の種類は何がいいのでしょうか?
油絵を描くときは、なるべく丈夫な厚紙に描きましょう。
油絵具は厚く塗ったり、絵具を擦り付けたりするので支持体は、硬く丈夫なものが適しています。
たとえば、イラストボード、キャンバスボード、などのしっかりとした厚紙などですね。
「ケント紙」「ワトソン紙」「タント紙」など紙に使われる材質も豊富です。
油絵を描くときは、下地材を塗るので材質は特に気にしなくても大丈夫です。
油絵を紙に練習する方法②油彩紙を購入する
一番手っ取り早いのが油彩紙を購入する方法です。
下準備なしでそのまま描けるので野外のスケッチや屋外のアトリエにも最適です。
キャンソン フィゲラスパッド
一番おすすめなのがキャンソンのフィゲラスパッドです。
油彩用に開発された紙なので、油染みを残すことなく、絵具が表面にとどまってくれます。
表面はキャンバスのようになっているので、紙なのに描きごごちは普通のキャンバスと変わらないです。
油彩にはもちろん、オイルパステルやアクリルにも使用でき、厚塗りも可能です。
ラウニージョージアンオイルスケッチパッド
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もっと安い価格の紙がほしい!という方におすすめなのがラウニージョージアンオイルの油彩紙です。
290gの紙厚なのでやや厚めに塗っても絵具に負けません。
極端なおつゆ描きでない限り油抜けが起きることもありませんよ。
アルシュ 油彩用紙 アルシュオイル
この油彩紙はピカソ、ドガ、マチス、ミロなどの画家たちが愛用してきました。
特別な加工が施されていて紙厚が300なので、絵具が沈まず油侵がありません。
下準備も不要なのですぐに描き始めることができますよ。
ただ、コットン100%なのでやや高めの価格になっています。
キャンバスと紙、描き味は異なるの?
もちろんキャンバスと紙の描き味は異なります。
キャンバスは表面にザラザラとした凹凸があるので、これに絵具が引っかかるので厚塗りに最適です。
一方で紙はすべすべしているので絵具が伸びやすく、細かい絵が描きやすいですね。
絵具の伸びに違いがあることは把握しておきましょう。
まとめ
今回は油絵を紙で練習する方法について紹介しました。
油絵は紙にも描くことができます。
紙のメリットは安価なこと、手軽なことですね。
キャンバスと比べると軽いので気軽に野外スケッチに行けます。
本番前のの練習や試し描きにも最適なので、自分の画風研究や模写をしてみるのもいいですね。
皆さんも是非試してみてください。
それではまた!
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