こんにちは!
山で風景画をかいてます。アマネです。
絵画制作で持っていると便利なのが「イーゼル」。
油絵はもちろん、水彩画からアクリル画まで様々な用途で使えます。
しかし、イーゼルのデザインや大きさってたくさんありますよね。
どれを選ぶか悩む人も多いと思います。
そこで今回は選び方やおすすめのイーゼルを紹介していきます。
「おすすめのイーゼルは?」
「どうやって選べばいい?」
という方におすすめの内容です。
大きいサイズから軽量の持ち運びやすいものまでピックアップしているので、購入を検討している方はチェックしてみてください。
それでは早速見ていきましょう!
目次
イーゼルとは?
イーゼルとは、絵画制作をするときにキャンバスが動かないように固定する器具のことです。
主な素材は、木・スチール・アルミなどがあり、製品によっても大きさや機能が違います。
イーゼルはプロが使うイメージがありますが、実は初心者にこそおすすめの道具です。
特にデッサンをするときは、机の上で描いていると斜めから絵が見えているので歪んでいることが多いです。
目線や描く位置が変わってしまうのでデッサンが崩れやすくなってしまうんですね。
そこで、イーゼルを使って正面から絵が見ることで、絵が歪みづらくなります。
イーゼルを使うメリット
イーゼルを使うメリットは、キャンバスを手で支える必要がないことです。
イーゼルでキャンバスを固定すれば手が塞がりません。
片手でパレットを持ちながらもう片方で筆を走らせることもできます。
また、イーゼルを使えばキャンバスを定位置にしておけるのもポイントです。
正面から見れるので、デッサンが狂ったり、視点のズレがなくなります。
常に同じ角度から見れるのでデッサンが歪みにくくなるんですね。
イーゼルの選び方①使う場所で選ぶ
イーゼルは室内に向いているものと屋外に向いているものがあります。
室内用のイーゼル
室内でイーゼルを使うなら、ある程度重さのあるイーゼルがおすすめです。
屋外用のイーゼルと兼用しても大丈夫ですが、軽すぎるイーゼルを使うと大きいキャンバスをのせたときに倒れてしまうことがあります。
また、安定感のある形状かどうかも重要です。
脚に滑り止めや可動式キャップなどがついていると、ぐらつきにくく、キャンバスの落下を防止できます。
屋外用のイーゼル
屋外でイーゼルを使う場合は、持ち運びやすさをしっかり確認しましょう。
折りたたんでコンパクトになったり、専用の袋がついていると持ち運びに便利です。
軽さを重視するなら、アルミ製のイーゼルがおすすめです。
木やステンレスなどの素材より比較的に軽く、錆びにくい素材なので、屋外での使用に最適です。
イーゼルの選び方②キャンバスのサイズに合わせて選ぶ
イーゼルを選ぶときは、設置できるキャンバスのサイズも確認しておきましょう。
キャンバスに合わないイーゼルを選ぶとキャンバスが収まらなかったり、安定しなかったりする場合があります。
屋外で描く場合は大きいイーゼルを持っていくと運びにくい場合もあるので、自分が作成する大きさや用途に合わせてイーゼルを選んでみてください。
イーゼルの選び方③形状
三脚型
小さく持ち運び場合や収納に便利なのが三脚型です。
足を伸ばすだけで組み立てられ、コンパクトに折りたためるので、収納スペースい困りません。
三脚型を選ぶ方は、耐荷物や適応サイズをしっかり確認しておきましょう。
大きなキャンバスを設定すると倒れる可能性があります。
小さめのキャンバスを使う方におすすめです。
H型
大きなキャンバスを使うなら、安定感のあるH型のイーゼルがおすすめです。
足が四本ついているので、描画中にもグラつきにくく、繊細な表現もしやすいのが特徴です。
折りたたみ機能が備わっていない場合が多いので、屋内で作業したい方におすすめです。
イーゼルの選び方④高さ
イーゼルは立って描くのか、座って描くのかによって必要な高さが違います。
色々なサイズのキャンバスを使いたい人は、高さが調節ができるイーゼルを使いましょう。
2~3段高さを変えられるので便利です。
高さ90cm以下のイーゼル
座り込みながら描くときに使われるサイズです。
小さい作品を描くときにおすすめです。
高さ120cm前後のイーゼル
椅子に座った状態で使われるサイズです。
立って描くには低すぎますが、小さめのデッサンなどを描く場合におすすめです。
大きすぎないため邪魔にならず、丁度いいサイズ感となっています。
高さ150cm前後のイーゼル
立って描く場合に最低限必要な高さのイーゼルです。
座って描くときでも安定して描くことができます。
F20号~F30号の作品を描く人におすすめです。
高さ180cm前後のイーゼル
立って描く場合や大きい作品を描くときに使われるイーゼルです。
F50号以上の作品を描く際にぴったりのサイズ感と言えます。
おすすめのイーゼル
ターレンス 水平コンパクト イーゼル TME-3FC
Costway 卓上イーゼル
ヴァンゴッホ デッサンイーゼル
最大F50号のキャンバスが設置できます。
キャンバス受けと押さえを上下に動かせるので、小さなキャンバスも固定できます。
まとめ
今回は「おすすめのイーゼル」を紹介しました。
イーゼルは素材や大きさなどさまざまな種類があります。
イーゼルを使うと、キャンバスを手で支える必要がないので作業効率も上がるので、初心者の方にもおすすめです。
自分の制作環境に合わせてイーゼルを選んでみてください。
それではまた!
イーゼルを使用したいと考えています。しかし、上下で固定すると、キャンバスの固定部がイーゼルの固定具で隠れてしまいます。如何でしょうか。
そうですね。
固定部分はどうしても隠れてしまいます。
そこを塗るときにイーゼルから取り外して塗るか、
壁に立てかけて制作しています。
F3ぐらいまでの小さい作品ならテーブルでも描きやすいで
すよ。
イーゼルはF4から欲しくなるかなという感じですね。
もちろん、小さい作品でもイーゼルに固定することで描きやすくなります。
これから作品をたくさん描くならイーゼルはあったほうが便利ですね。