油絵の描き方はコチラ

油絵が下手でも上手く見せる方法5選!知っておくだけで絵が上手く見える方法とは?

 

こんにちは!

絵描きのアマネです。

「絵が下手だけどうまくなりたい!」

私も最初そうでした!絵がめっちゃ上手くなりたいです。

実は根本的なものを抑えておけばある程度描くことは簡単です。

意識したらそれっぽく「あれ…?私上手いんじゃない?」となった絵の描き方を伝授しましょう。

こんな人におすすめ

  •  油絵が下手だけど上手くなりたい
  • 絵を上手く見せる方法を知りたい

そもそも油絵が下手の基準とは?

結論から言うと絵に下手の基準はありません。

そんなことを言っていたらあのピカソの絵は何であんなに有名なの…?ってなりますよね。

ただ、単純に技術的な上手い下手はあります。

例えばデッサン力、構成力、色彩、などですね。

デッサンは違和感を感じれば下手です。

形が歪だったり、空間を意識していなかったりとかです。

これより大事なものが「表現力」だったりします。

表現力とは「何かを伝える力」のことですね。

たまにSNSを見ていると「下手だけどなんかいいな」という絵見かけませんか?

これは技術が多少劣っていても表現力でカバー出来ているからです。

技術は描いていれば必ず向上していくものなので、画家にとっては表現力の方が大事なんじゃないかなと思ってます。

つまり気持ちですね。

絵が下手でも描くときは「これを伝えたい!描きたい!」という気持ちが大切ですよ!

 

画家なのに絵が下手!?

絵には表現力が必要だよ!ということをお話しましたね。

その代表的な画家がアンリ・ルソーです。

アンリ・ルソーは19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したフランスの素朴派の画家です。

世界一、絵が下手な画家とも呼ばれていますが、色彩感覚や繊細な表現に優れていました。

絵は遠近感がなく写実性にかけますが、なぜか強く惹きつけられる不思議な絵です。

彼は絵を誰にも習わず、ただ自分の表現を欲求のままに、最後までマイルールのなかで絵を描いた画家なんですね。

 

油絵が下手でも上手く見せる方法5選!

ここまでは表現力が大事なんだよ!!っと語っていましたがそもそも技術はあったほうが役に立ちます。

技術をある程度つけてから、表現力は後からついてくるものです。

そこでこれを意識すれば上手く見えるよ!というものを紹介していきます。

 

①物の基本的な見え方を知っておこう

まずは絵画の根本を抑えておきましょう!

物の見え方にはだいたい

・一番明るい部分(ハイライト)
・明るい部分
・中間部分
・暗い部分
・一番暗い部分

があります!
この図を覚えておくと何か描こうと思ったときにある程度リアルに描くことができますよ。

わかりやすくするとこんな感じです。

白:一番明るい部分(ハイライト)
黄:明るい部分
緑:中間部分
青:暗い部分
黒:一番暗い部分

必ず一番暗くなるところは物の接地面です。

あとは明中暗を覚えておけばバッチリですね。

最初にモノクロで明暗を塗ってから、色をのせるとわかりやすいです。

 

②近景・中景・遠景

この近景・中景・遠景とはその名の通り、近くにあるもの、中間にあるもの、遠くのものということです。

近いものを大きく、遠くのものを小さくしていくと奥行きが出ます。

これを意識して絵を描くと初心者でもいい感じに描くことができます。

引用作品:岡田 広人さん

こんな感じです。

遠近感が出ていて「いい絵」になっていますよね。

彼の絵は丸い筆のタッチが特徴的です。

遠くの水面の線を小さく描くともっと遠近感が出ます。

 

手前の枝が「近景」、森が「中景」、山が「遠景」になっていますよね。

遠くの山は、ぼかして描くことで空気感をより出すことができます。

 

③空気遠近法

空気遠近法とは遠くのものが青みがかったり霞んだりして見えることです。

この写真では山が遠くなるほど霞んで見えますよね。

なので遠い山を描くときは、水色にして輪郭線をぼかしておけばそれっぽくなります。

こんな感じですね。

近くのものをハッキリと、遠くのものをよりぼかしていくとメリハリが出ますよ。

 

④三分割法

画面を三分割にし、そのライン上や線が交わる場所にモチーフや目立たせたいものを置くことで画面がバランスよく収まりよく見えるという構図です。

写真にも応用されているので、毎日スマホで撮影していると構図力が磨かれますよ。

 

私の散歩コースです。

橋を中心にすることで奥行きが出ています。

線が交わる場所に狸と木を置いています。

いい構図だけどちょっと不気味な写真ですね。

⑤油絵の描き方を学ぶ

「油絵の描き方」といっても描き方はたくさんあります。

油絵は写真のような絵から抽象的な絵まで幅広い表現ができるのが特徴です。

例えば、有名なレオナル・ド・ダヴィンチの「モナリザ」やゴッホの「ひまわり」などですね。

厚塗りや薄く塗り、下絵段階での色、画材の扱い方など様々な応用方法があるんです。

これを少しでも学んでいけばあなたの絵はさらにレベルアップすると思います。

 

おすすめの本


初心者向けの本です。

画材の扱い方や基本的な油絵の描き方が紹介されています。


中級者向けの本です。

一通り油絵が描けるようになったら読むといいと思います。

 

まとめ

今回は「油絵が下手でも上手くみられる描き方」について紹介しました!

絵はある程度描いていけば初心者でも必ず上手くなります。

コツは

・基本的な物の見え方を覚える

・近くのものはハッキリと、遠いものはぼかして描く

・毎日「三分割法」で写真を撮る

ということでしたね。

一日5分からでもはじめてみてはいかがでしょうか。

 

油絵の制作動画はコチラ!

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